縛り。

緊縛が好き。

縛られるのが好き。

 

二年ぶりに縛って頂いて、なぜ好きなのか考えた。

 

解かれる瞬間が寂しい。

私を構成する身体の一部が失われていくような感覚。

 

あぁ、私はこの世に解き放たれてはいけない存在なんだ。

 

それは決してネガティブな意味ではなく、

生きにくくて苦労せざるを得ない世の中に対する自己防衛みたいなもの。

そして世界の秩序を乱しかねない、内に秘めてるなにかを抑え込まなければという葛藤。

 

厨二みたいなこと言ってる。

縛られた跡をなぞりながら。